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  • 執筆者の写真毛利仁洋

インドの「2020-2021予算案」(8)

農業関連の次は健康・水・衛生です。


・2025年迄に結核を根絶する。

・2024年までに各州及び連邦直轄領に2000の内科病院と300の外科病院をつくる。

・健康医療部門に、6900億ルピーの予算をあてる。

・クリーン・インディア・ミッションのために1230億ルピーの予算をあてる。

・すべての家庭に水道を通すために3.6兆ルピーを予算を認可し、2020-2021には1150億ルピーを予算としてあてる。

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インドの「2020-2021予算案」(7)

各論の第一は農業・灌漑及び地方開発です。 政府は2022年までに農家の所得を倍増する目標に取り組んでいる。 2020-2021の予算は2.83兆ルピーであり、内訳は、農業・灌漑に1.6兆ルピー、地方開発に1.23兆ルピーとなっている。 農業には漁業も含まれており、2025年までに漁獲輸出高を1兆ルピーに増やすという目標も掲げています。

インドの「2020-2021予算案」(6)

財務大臣は、演説の前段を、次のような言葉でまとめています。 本予算案はすべてのインド市民に「暮らしやすさ」を提供することを目的としている。先に紹介した3つのテーマ、「意欲的なインド」「経済的発展」「思いやりのある社会」は「暮らしやすさ」の花束の花々だ。この花束を持つということは、一方の手に汚職のない政策志向の統治、もう一方の手に透明性のある健全な金融部門を持つということだ。 そして、締めくくりに、

インドの「2020-2021予算案」(5)

財務大臣の演説はデジタル革命について、その目的を明確にしています。 ①デジタル統治によって切れ目のない行政サービスの提供を達成すること。 ②国家インフラ経路によって物質的生活の質を向上させること。 ③災害抵抗力によるリスク軽減をすること。 ⓸年金保険の普及を通して社会保障を行うこと。 これらの4項目は国際的基準をベンチマークとし、指標が間もなく公表される。

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