top of page
  • 執筆者の写真毛利仁洋

Jeff Bezosのインド訪問予定

インドの経済誌「The Economic Times」によると、来年1月、AmazonのJeff Bezosがインドを訪れるようです。滞在中、Modi首相とも会うこともありえると報道されています。


インドでは、FlipcartというECサイトが有名ですが、そこは、2018年にWalmartが約1.7兆円で買収しました。Amazonもインドには5,500億円を投資しています。この二つが巨頭となり、インドの盛大なヒンドゥ教の祝祭であるDiwaliの期間中に4,500億円を稼いだそうで、これが、ローカルな小売業者の反感を「獲得」してしまったようです。


それを和らげるためかもしれませんが、Jeff Bezosは、中小規模の小売業者を集めてイベントを行い、「Amazonは雇用を増やし、中小企業者のECを促進している」という「ご利益」を説くと見られています。


若者(10歳から24歳)の人口が3.6億人で、まだまだ増加するインドにおいては所得の増加とともに、ますます電子商取引が増えることは確実で、2025年までに消費額は現在の4倍に増えると予想されています。


「略奪的価格設定」という非難をかわしてインドの中小小売業者と共存共栄できるのかが二大巨頭に問われています。


閲覧数:3回0件のコメント

最新記事

すべて表示

農業関連の次は健康・水・衛生です。 ・2025年迄に結核を根絶する。 ・2024年までに各州及び連邦直轄領に2000の内科病院と300の外科病院をつくる。 ・健康医療部門に、6900億ルピーの予算をあてる。 ・クリーン・インディア・ミッションのために1230億ルピーの予算をあてる。 ・すべての家庭に水道を通すために3.6兆ルピーを予算を認可し、2020-2021には1150億ルピーを予算としてあて

各論の第一は農業・灌漑及び地方開発です。 政府は2022年までに農家の所得を倍増する目標に取り組んでいる。 2020-2021の予算は2.83兆ルピーであり、内訳は、農業・灌漑に1.6兆ルピー、地方開発に1.23兆ルピーとなっている。 農業には漁業も含まれており、2025年までに漁獲輸出高を1兆ルピーに増やすという目標も掲げています。

財務大臣は、演説の前段を、次のような言葉でまとめています。 本予算案はすべてのインド市民に「暮らしやすさ」を提供することを目的としている。先に紹介した3つのテーマ、「意欲的なインド」「経済的発展」「思いやりのある社会」は「暮らしやすさ」の花束の花々だ。この花束を持つということは、一方の手に汚職のない政策志向の統治、もう一方の手に透明性のある健全な金融部門を持つということだ。 そして、締めくくりに、

bottom of page