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  • 執筆者の写真毛利仁洋

インド中央銀行の利下げ


2019年4月4日、インド中央銀行(RBI)は、2か月毎に公表される金融政策において、政策レポレートを0.25ポイント引き下げて6%にすることを決定しました。


この決定に至った主要な要因として、①先進国(米国、ヨーロッパ、英国、日本)の経済の減速、②新興国(中国、ロシア、ブラジル、南アフリカ)の経済成長の鈍化、③米国債の利回りの低下やドイツ・日本国債のマイナス金利への突入、⓸インドが供給する付加価値の成長率の低下、⓸インドの消費者物価指数の低下、等を挙げています。


(インド中央銀行の公告 Change in Bank Rate より)


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農業関連の次は健康・水・衛生です。 ・2025年迄に結核を根絶する。 ・2024年までに各州及び連邦直轄領に2000の内科病院と300の外科病院をつくる。 ・健康医療部門に、6900億ルピーの予算をあてる。 ・クリーン・インディア・ミッションのために1230億ルピーの予算をあてる。 ・すべての家庭に水道を通すために3.6兆ルピーを予算を認可し、2020-2021には1150億ルピーを予算としてあて

各論の第一は農業・灌漑及び地方開発です。 政府は2022年までに農家の所得を倍増する目標に取り組んでいる。 2020-2021の予算は2.83兆ルピーであり、内訳は、農業・灌漑に1.6兆ルピー、地方開発に1.23兆ルピーとなっている。 農業には漁業も含まれており、2025年までに漁獲輸出高を1兆ルピーに増やすという目標も掲げています。

財務大臣は、演説の前段を、次のような言葉でまとめています。 本予算案はすべてのインド市民に「暮らしやすさ」を提供することを目的としている。先に紹介した3つのテーマ、「意欲的なインド」「経済的発展」「思いやりのある社会」は「暮らしやすさ」の花束の花々だ。この花束を持つということは、一方の手に汚職のない政策志向の統治、もう一方の手に透明性のある健全な金融部門を持つということだ。 そして、締めくくりに、

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