11月14日、ソニーは世界で7番目の研究開発拠点をインドのバンガロールに2020年に開くことを発表しました。その後、複数の拠点を開設する予定です。ソニーのニュースリリースによると、AIの応用研究人材を中心に採用し、多様な技術系人材を育成し、多様な研究開発を促進することで、ソニーの存在意義をインドで追究することになります。
バンガロール(ベンガルール)は、IT系産業の集積地という連想を抱かせるほど、インドの中でイノベーションに富んだ都市として知られています。バンガロールが所在する州はカルナータカ州ですが、この州名はあまり馴染みがないかもしれません。
今年初めて公表された州別イノベーションランキング(インド政府とインド競争研究所の合同調査)では、このカルナータカ州が主要州のなかで1位になっています。インド北東部の州や連邦直轄領を含めたところでは、デリー連邦直轄領に次いで2位です。
この州別イノベーションランキングは258ページにもなる詳細な分析が記載され、チャート、グラフ、表、地図等を使って州毎のイノベーション度合いを緻密に表しています。インドで事業展開しようとする企業にとっては、事前研究資料として必須のものと言えるでしょう。ぜひ、ご参考とされてください。
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